FC2ブログ

  訪問ありがとうございます

はじめての方はこちらの記事をご覧ください → はじめに (2014/9/21)
記事一覧や目次をご覧になりたい方はこちらをどうぞ → 記事一覧・目次
自己洞察瞑想療法の講習会なども始めました! → マインドフルネス@つくば

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SIMTを学ぶ過程で、状況により重点をおくポイントについての考察


 いよいよ蒸し暑い日が増えてきましたね。
 寝苦しい日も多くなり、体調を崩しがちな季節です。十分に気をつけながら日々生活していきましょう。

 今日は、SIMTを習い学んでく過程において、こういう状況、自分のマインドフルネスの進展具合で、どのようなところに重点を置いて学ぶと良いかという点について、考察してみたので、よかったら参考にしてみてください。

 SIMTを学んでいく過程って、結構大変ですよね。
 やること自体は、そんなに大変な課題はないのですが、でも調子の悪いときに課題をやっていくってやっぱり大変だと思います。
 欧米のマインドフルネスや認知行動療法が、いわゆる再発予防に力を入れられてるのも、そういった理由があるのではないでしょうか。課題を遂行していくって、調子が悪くてダウンしている時は、中々できないと思うからです。

 でも、SIMTも、そのように体調が改善し、ある程度良くなってから始めなくちゃならないのかというと、そういうわけではないように思います。
 
 僕が経験した感じからは、調子が悪い人こそ取り組んで欲しい、始めて欲しいと思う部分もあるからです。
 だって、良くなってから始めるんだったら、一番必要としている人の所には、助け船が出せないということじゃないですか。
 それでは、あまり意味がないと思うんです。やはり、つらい人にこそ活用して欲しい。そういうものこそ、本物だと思うし、それが大切だと思うんです。まあ、そんな個人的な思いは置いといて。

 でも、そういった調子が悪いときに、SIMTのステップを全部やろうとすると、さすがに無理だし、しんどくなってむしろ調子を崩してしまう可能性が高いと思うので、僕なりに体調により重要なポイントをピックアップしてみたいと思います。

 鬱や不安障害の改善のステップをまず分けてみると、、、
   ① 気分の落ち込みや体調が悪すぎて、日常生活もうまくおくれていない状態。
   ② 日常生活は、ほぼ問題なくなったが、まだ仕事など社会的生活は難しい状態。
   ③ 仕事など社会的生活はできるようになってきたが、まだ症状に波があり、時につらくなる状態。
   ④ 仕事や家庭生活、社会生活をおくれており、多少の体調の変化では問題ないという状態。いわゆる寛解状態。
 
 という感じに分けられるかなと思います。
 僕が再発を繰り返していたときは、①、②、③の間を行ったり来たりしていましたね。③の状態になったといっても、自分としては、どうして調子悪くなっているのか、どうやったら良い状態を維持できるのか、全く分からず不安が一杯でした。

 ではでは、まず① 気分の落ち込みや体調が悪すぎて、日常生活もうまくおくれていない状態。 においての、重点ポイント。

 この状態では、前頭葉のワーキングメモリもかなり低下していることも多い状態です。
 おそらく、ちゃんと本を読んで、理解するということ自体、難しい人は多いのではないでしょうか。
 この段階では、あまり難しい洞察までやることは困難だと思うので、まずは、呼吸法をしっかり学んで、身に付けていくことが大切だと思います。それをやるだけで、かなり体調自体が改善されることが多く、それだけで②の状態になれる事も多いのではないでしょうか。
 呼吸法でも、特に、セッション①でやる「ゆっくり呼吸法」をしっかり身に付けていくのが大切です。
 ほんの気持ちでいいので、吐く息を細く長くします。この時、大切なのは、5秒と10秒とか時間を決めて、無理にその時間にあわせようとしないこと。それをやると、時間を達成させるために、無理をして頑張る事となり、結果的に交感神経を活発にして余計つらくなってしまいます。
 ほんの気持ちだけでもいいので、吐く息を長めにとって呼吸をしていくと、少しずつ少しずつ、身体のリラックスの状態にあわせて、呼気の時間もゆっくり長くなってくるので、自分のペースでやっていけばいいです。
 ここで大切なことは、その時に、なるべく呼吸に意識をむけて、あれこれ考えないように、ネガティブ思考の悪循環をまわさないようにするということが大切です。
 調子が悪すぎて、どうしてもネガティブな思考に引っ張られてしまうという人は、呼吸を数えながらやるなど意識を無理矢理にでも、呼吸にむけるといいと思います。「ひとーつ、(と数えながら息を吐き、『つ』が終わったら、速やかに息をすう)、ふたーつ、みーっつ」と数え、「とーう(10)」までいったら、また「ひとーつ」に戻ります。

 これを10分から15分くらいは続けていると、副交感神経が刺激され、不思議と身体の緊張や症状、不安感が楽になってきます。もちろん、症状や発作の強さにはよりますが、繰り返し繰り返し続けていると、呼吸法をやれば、症状がやわらぐようになってきます。また、症状が悪くなりかけて来た時に、すぐこの呼吸法をする習慣をつけることで、思考と症状悪化の悪循環をある程度、止めたり和らげたりできるようになり、大きく体調を崩す事が少なくなってきます。つまり、②の日常生活は送れる状態に改善するわけですね。

 ここで、パニック発作をもっている人、不安障害の人の中には、呼吸自体に意識をむけることがつらい人がいるようです。
 そういう人は、「吐く息はゆっくりしたほうがいいんだな」という意識だけ持っておきながら、意識をむけるのを、例えば歩く瞑想を利用して、一歩一歩の足の裏に集中するようにするとか、ただ見る訓練のように、目の前の物の輪郭を目で置くことに意識をむけるとかしてもらえばいいと思います。その時に、「ひとーつ、ふたーつ、」という呼気を長めにとるカウントさえしてもらえば、だんだん自然と呼気が長いゆっくり呼吸法が呼吸に意識をむけずにできます。

 SIMTのセッション1の段階でも、その後必要になる、活動中の洞察の訓練は始まっています。また包んで映すなど、その後の洞察の基礎となる技術も盛り込まれていますが、あまり調子の悪い段階では、活動時の洞察や包んで映すを頭で理解しようとするのは難しいと思うので、つらい状況の方は、まずは、ゆっくり呼吸法とそれに意識をむけて、思考の悪循環を止めることから始めればいいと思います。
 そして、体調が改善してきて、できるようなら、活動時の傾注観察、思考をしているかのチェック、包んで映すなどの理解に取り組んでいくといいでしょう。

 では、②の「日常生活は、ほぼ問題なくなったが、まだ仕事など社会的生活は難しい状態。」では、どうしてったらいいか。
 この状態でも、呼吸法の習慣と実践は、ぜひ続けていください。その実践を続けることで、脳や身体自体が、悪い症状やネガティブな思考ループを起こしにくくなっていきます。
 そういった呼吸法がある程度身について来たら、いよいよ洞察の訓練の開始です。
 セッション1,2,3といったところで取り上げられている、傾注観察法、思考のチェック、心理現象の名前付け、感情の連鎖、など、その後の活動中の洞察の基本となるようなスキルを重点的に、練習するのがいいと思います。いずれも、日常生活の中の場面でできるものです。これが社会活動の中での洞察となると、一気に難しくなるので、家庭での生活の時に、こういったスキルをしっかり練習しておくと良いです。それをしっかりしていると、不思議と、忙しい社会生活の中でも、ふとしたときに、洞察モードが働いてくれるようになります。
 そして、この練習の段階でも、家庭生活自体が、社会活動の縮小版みたいなものですから、親や配偶者、子供との関係を、この洞察の基本的なスキルを使いながら見ていくだけでも、様々な気づきが得られます。この状態のうちに、セッション後半に入ってきたら、本音の観察などもどんどんやれる範囲でやっていった方が、その後の為になります。

 では、そういったことを続けて、③ 仕事など社会的生活はできるようになってきたが、まだ症状に波があり、時につらくなる状態。
 この状態は、良くなってきたように見えて、結構つらいですよね。だいたい、体調というのは、たとえ悪くても悪いなりに落ち着いている時の方が、意外とやり過ごせます。よくなったり悪くなったりすると、その波の中で、ついつい波に飲み込まれて自分を見失いそうになってしまい、意外と精神的にはつらい時であったりします。
  
 ここで、今まで培ってきた、呼吸法や傾注観察など、つらい症状に対応する手段が力を発揮します。
 まずは、波に飲み込まれずに、乗りきっていくのが大切なので、こういった方法を駆使して、なんとか波をやり過ごせるようになりましょう。やり過ごせるようになりさえすれば、いろいろと対策の打ち方が見えてきます。そのためにも、今までのセッションで学んだ事を駆使して、また、自分なりの問題点・症状の特徴とその対策をいくつも持っておくことが大切です。あまり先のことを考え過ぎたり、活動範囲を広げることを頑張りすぎずに、まずは、波に対処していくことが大切になるように思います。セッション7~10くらいの事は、このために大切な課題が多くあります。

 そして、ある程度、自分なりに波に対する対処法が分かってきたら、さらに洞察を深めるチャンスです。
 というのも、家庭での生活より、社会活動を開始していくと、様々な場面に出くわすようになります。ストレスフルな状況に合うことも多くなるわけです。だからこそ、様々な症状や調子の波がでてくるわけですが、実は、こういった場面こそ、自分の本音や自分の中の評価基準を洞察するチャンスなのです。自分の感情が動き、身体反応が出現するような場面というのは、自分の中にかならず何らかの「評価」が働いていることが多いです。だから、その「評価」に気がついた時には、その「評価」の後ろにある「評価基準」というのを、一瞬でいいので意識してみると良いです。そうすると、思わぬ気づきが得られたりします。
 意外と、それまで当たり前に思っていたり、当たり前と思って反応していた事が、かなり独善的な判断であったと気づくきっかになったりしますよ。

 それでも、活動中、社会生活の中では、今自分がやっている仕事に没頭していることが多く、こういった観察、洞察はかなり難しいと言わざるをえません。僕も未だに良くできているとは言い難い部分もあります。だから、無理にこういった洞察までしようとせず、ちょっとつらい状況になってきたなと思ったら、洞察までは考えず、その波をやり過ごすことに焦点を当てて、その時を過ごしてもいいと思います。
 やり過ごせば、また少し調子の良い時期もかならずでてきますから。

 こういった波がある程度、やり過ごすことができるようになってきたら、いわゆる体力をつけていくのも大切な事のように思います。日常生活の中で、運動を取り入れて行くことは、鬱や不安障害において、変化してしまって過敏になっている脳内のネガティブ回路を抑制し、むしろ前頭前野といった部分を活性化してくれる作用が分かっています。ですから、SIMTの本でも、初期から運動を課題として取り入れるように書かれています。
 しかし、僕自身の体験では、初期にあまり無理に運動をしようとすると、どうしてもやりすぎてしまったり、運動後に生じる体調の悪化がつらくて、うまく続かなかったりしました。だから、回復初期の頃、今回の①、②のあたりでは、運動というより、体操やヨガといったくらいの方が続くかもしれません。僕自身も、簡単なヨガを生活に取り入れるようになってから、体調の調子も整いました。

 でも、やはり、「元気があればなんでもできる」という名言?があるように、やはり体力というのは、精神力にもつながる部分があり、非常に重要だと思います。
 ③の段階になり、自分なりに体調の波をやり過ごせるようになってきたら、運動を積極的に取り入れて、体力をつけていくことは、体調の波自体が少なくし、安定した状態を作っていくためにすごく大切だと思います。

 こういった事を続けて、④の段階になれば、もう、病気は寛解(一時的に状態が改善し、健常時とかわらない状態になっていること)といえる状態です。
 しかし、ここで気を抜いて、実践をやめてしまうと、再発の影が忍び寄ってくることになります。
 実践をやめると、洞察の習慣がどうしてもなくなっていき、感情的な出来事、ストレスフルな出来事が起こってきた時に、その感情やストレスと距離を置いて見つめることが難しくなってしまいます。そうすると、影を潜めていた悪循環を起こす反応、対応の仕方が出現するようになり、いわゆる再発を起こしてしまいます。

 人生の中では、ストレスはさけては通れません。自分がそれまでに感じた事のないつらい状況になることも考えられます。
 そういった場合でも、価値崩壊の行動ではなく、価値実現の行動をとっていくためには、やはり、日々、SIMTを実践し、マインドフルネスな態度を身に付けて行くことが大切です。

 さて、今日は、体調や状況に応じたSIMTの学習の重点ポイントを僕なりにまとめてみました。

 特に①の部分は今日、書きたかったことです。
 すごくつらい状況の人でも、今日から、開始できることがSIMTにはあります。そして、難しいと感じる課題があっても、決してあきらめないでください。ステップを踏んで、状況が改善してくれば、少しずつできることも増えていきます。

 少しでも、読んでくださった方の参考になれば幸いです。
 今日も長文に、おつきあいありがとうございました。
 ぜひぜひ、気が向いたときにまたこのブログにお立ち寄りください。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 薬を飲みたくないのです。。

コメントありがとうございます。
今回、薬に関してのコメントを頂いたので、それについて書いてみようと思います。
 
僕自身、薬は、わりと最近まで飲んでいました。とは言っても、薬の量もかなり減ってきて、最後の方は、1種類のお薬を、半分に、そして、1/4、1/6、1/8とかなり刻んで減らしていきましたが。
 それでも、最近まで飲んでました。セッションが終わって1年半くらいは飲んでいたことになります。

 とはいうものの、元々、過去の記事にも書いているのですが、鬱になったばかりのころは、本当に薬を飲みたくなくて、なんとか自分自身の力や心理療法だけでなんとかなるんじゃないかと、かなりもがいていました。もちろん薬だけの力で良くなれるとは今でも思っていませんが、必要であれば飲んでも良かったかもなと、今になると思います。
 セッション中も、何度か減らそうとしてみましたが、やはり減らすと眠りが浅くなってしまったりして、どうも翌日の体調にも悪影響があったため、結局元に戻すということが2~3度ありました。
 そのうち、薬に対してもマインドフルネスな対応をしていくうちに、薬に対しての抵抗感というか嫌悪感みたいなものは無くなってきて、必要な状況であれば使ってもいいんじゃないかと思うようになりました。
 薬を使うか使わないかが自分にとって重要じゃなくて、毎日を、自分自身がある程度満足しておくれるかおくれないか、社会的な生活を営んでいけるかどうかが自分にとっては重要だと思うようになり、そのために必要であるなら、使っても良いだろうと思えるようになったからです。やっぱり僕の場合、家族を養っていかなければならず、体調を優先して仕事などをしたいというのも大きかったです。
 体調がもっと良くなってきたら、自然と必要とする薬の量なども減っていくだろうと考えましたが、実際にその通りでした。まあ、予想より長く薬をオフにするまでかかったのは事実ですが。

 この辺の考え方や取り組み方は、かなり人によって差があると思います。良くなってくる途上で、早めに薬を減らすことに取り組みたいという方もいるでしょうし、僕自身も、それをすることを否定するつもりはありません。あくまで上記の事は僕の場合だと思っています。

 ただ、あまり薬を悪者にする必要はなくて、薬もあくまで道具みたいなものなので、どう自分に対して使っていき、どのような効果がでているのかなということが大切かなと思ってます。

 ちょっと前の記事ですが、
 飲むべきか、飲まざるべきか、それが問題だ (薬の話)
  http://tsukubamindfulness.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
 という記事に、薬のことについて、その時点での僕の考えを書いてあるので参考にしてもらえたらと思います。

 やはり、僕自身もそうでしたが、再発を繰り返すかた、長期にわたって調子が悪い方というのは、どうしても生育環境や教育環境、育ちの影響があると思います。SIMTをやる中で、そういった事と向かいあう時期もありました。
 でも、人間には自由意思があり、どんな人、どんな環境にいる人でも、自分で自分の人生を選択し作っていく強さが人間にはあると僕は信じています。SIMTを学ぶ過程で、それが信じるから確信に変わってきています。

 ぜひ、質問者様も、人生は様々な事があると思いますが、あきらめずに実践を続けていってみてください。あきらめずに続けること、少しでもいいから続けていくこと。それがきっと未来につながっていくと思います。一日も早い回復をお祈りしています。
またいつでもコメントしてください。
 ではでは。

No title

丁寧なお返事ありがとうございます。

前回の記事も拝読いたしました。いま、体調が悪くてしっかりお返事が書けませんが、SIMTを絡めた薬への見方がわかりました。

後からも何回か再読して参考にしたいと思います。

ありがとうございました。

SIMTを2年振りにやり直そうと思います。

こんにちは。
はじめまして。

私は今42なのですが、18のときからうつ病(現在では双極性障害)、対人恐怖、今年から発達障害の診断名も加わっている者です。

薬物療法が奏効し、病状の方が安定してきて、障害者枠雇用ですが午後半日だけ働きに出ています。

私は以前、SIMTをセッション10まで1度終了し、その後も続けていたのですが、再発して病状に圧倒され、SIMTを止めてしまいました。

自分ではある程度SIMTは身につけたつもりだったのですが、Ko7さんのブログをみてやっぱり実践不足、深めていってなかったんだと改めて思いました。自分では結構努力していたと思っていたので再発、悪化の時にはショックでした。

本来、内因性、器質性の双極性障害、発達障害はSIMTの適応外だと思いますが、やっぱり呼吸法を始めていくと自分の生活の中でプラスになることが多く。まだ数回、呼吸法をし始めたばかりでも、日常生活の中で「今、ここ」に行動選択する気づきが出てきます。

病気が治るとか治らないとか言うよりも自分の人生をより深いものにするためにも再開しました。

「1冊の本より1時間の実践」でしたか、言い得て妙、実践こそ全てですね。

Ko7のブログを精読しつつ実践に励んでゆきます。

すばらしいブログをありがとうございます。
深いです。

Re: SIMTを2年振りにやり直そうと思います。

おだやかさん、コメントありがとうございます。

SIMTの実践をやり直す決心をされたとのこと、すばらしいことだと思います。
僕は、SIMTは筋トレとか、運動の練習とかと一緒で、実践を続ければ続けただけ効果が出て、深まっていくものだと思っていますし、やめてしまうとやはり徐々にですが、効果が減っていってしまうもののように思います。洞察の習慣が無くなってしまっていくというか。
 一日に何時間もやるより、少しでもいいから長期間続けていく方が効果を感じられる点も、運動や筋トレに似ているように思います。
 途中でやめていたとしても、また再開すれば、自転車自体の乗り方を決して忘れないように、またすぐに洞察の習慣を思い出せると思いますよ。大丈夫だと思います。

 僕自身も、人生において、また何か大きな波がくれば、調子を崩してしまうことは十分に考えられます。本当に人生って何がおこるかわかりませんから。でも、一時的に調子を崩したとしても、SIMTの対応の仕方は同じなので、起こってくる出来事の衝撃度に応じて多少時間はかかるかもしれませんが、おそらく立て直すことも可能かなーと思っています。きっとSIMTの実践を続けていけば大丈夫なんじゃないかと考えています。こればかりは今後、自分で人生の荒波を経験しながら、自分のSIMT、マインドフルネスの実践の深さを試していくしかないですが。

 躁うつ病も、SIMTの対象疾患には入っていませんが、マインドフルネス自体は、欧米では多くのエビデンス(効果の検証や証拠)が出てきており、統合失調症の方でも、治癒というわけではないようですが、入院期間や生活の質の向上にかなりの効果があることが分かってきているようです。もちろん、それ自体はSIMTを実践しての効果ではないかもしれませんが、自分を深くしり理解していくのがSIMTだと僕は思っているので、そういう意味では、躁うつ病でも、不安障害でも鬱でも、おそらく生活習慣病でも、効果が期待できるのではないかと思います。効果というのは、かならずしも薬を必要としないとか、治癒というものではないかもしれませんが、今までよりより充実した生活を送れる、自分の体調を受け入れ、それとつきあいながら自分らしい生活ができるという点に関しては、何より自分自身の洞察とそれによる理解というものが大切だと思うので、SIMTを通してマインドフルネスを実践することで、かならず良い効果が期待できるように思うのです。
 おそらく、実践を深めていけば、いわゆる病気や障害というのがないと言われいる人たちより、より生き生きと充実した日々を送ることが可能なんじゃないかとさえ思っています。

 僕のつたないブログを読んでいただけて、参考になると言っていただけることは本当にうれしいです。
 コメントを拝見させていただくと、長い間苦しまれた時間があったようですが、SIMTの実践を通して、きっとその経験がプラスに転じてくれる日々があると僕は思います。ぜひ、おだやかさんのペースですすまれて、おだやかさん自身の個性がより輝く日々が送れることをお祈りしています。
 ぜひ時々、訪問して、またコメントしていってください。今回は、コメントありがとうございました。

初めまして、うつ病、不安症を患ってる者ですm(__)mいつもブログ拝見させていただいて、参考にさせていただいてます。私は、セッション10まで終わったのですが、なかなか良くならず、おだやかさんのブログの、①と②を繰り返している状態です、なかなかよくならずに不安を感じています(汗)おだやかさんは、1、2を抜け出せた時はどんな風に抜け出せましたか?前向きになって、社会に出てみよう!となってくるのでしょうか?初めましてで不躾な質問すみません(汗)答えてもらえたらありがたいですm(__)m

春さんへ

上の質問は、もしかして、ko7さんへの質問ですかね?

それとも、僕に対しての質問ですか??

横からすみません^^;

Re: タイトルなし

春さんコメントありがとうございます。ブログの管理人のko7です。
おだやかさんもコメントされましたが、質問が僕あてなのかちょっとわからなかったのですが、おだやかさん宛であれば、おだやかさんのブログで再度コメントして頂くこととして、とりあえず、僕の方でお返事できることを記入してみようと思います。

質問にあった、ブログの①、②というのは、以前、ブログ内で書いたStep①、②のことで、いいでしょうか。
その前提で話を進めますね。

僕自身の感覚としては、ブログで書くのに便宜上、上達のステップを①や②、③、④にわけましたが、実際にところはそこまで明確に段階があるわけでありません。
あくまで、主眼んとなる課題が、ブログに書いたように変化してくるかなと感じているということです。
また、①が終わったら、常にStep②を常に取り組んでいるというよりは、Step③や④になっても、Step①や ②の内容に戻ることはいくらでもありますし、その繰り返しです。

経験として、Step①に取り組んでいるうちは、Step②のことはよくわからなかったり、やろうと思ってもうまくできません。
でも、Step③に取り組んでいるときには、Step①や②のことは基本的にできていますし、いつもやっていることになっているはずです。そのやり方が洗練されてくるというか、必要な時にいつでも使えるというか。

例えば、Step③、④になって仕事を始めても、辛い日もあるわけです。体調を崩したり、大きな仕事を抱えたり。
そういう時に、洞察なんてしてられないときもありますよね。僕も偏頭痛の発作が出た時などは、乗り切るだけで結構精一杯なわけです。そういう時は、いたすら呼吸に集中して、苦しい時を乗り切ったりします。
また、仕事で大変な案件にあたって、感情が揺さぶられることもあるかもしれません。そういう時は、心理現象を確認し、
名前をつけて、それ以上追いかけないという基本的なスキルを丁寧にやるようにします。そうするうちに、洞察が働ける余裕がでてくるかもしれません。
それも、でいないくらい感情が揺さぶられる場面では、もう呼吸法に集中したりしって、その瞬間を乗り切ります。
Step③や④のレベルでは、こういった基本的なスキルを必要な時にうまく使えるようになってきます。

というか、Step①、②などのテクニックを丁寧に、丁寧にこなしていくと、その先に、そういった連鎖の裏にある、「本音」
や「自分のパターン」などが、フッとうかびあがってくる瞬間があるわけです。
だから、「今日から、Step③に入りましたー」という日がくるわけじゃなく、Step②を丁寧にやっていくと、「あれ、もしかして、いま、フッと頭をよぎったものが本音というやつなんじゃない?」というかんじで、一瞬だけStep③に足を入れるという感じです。

そうしているうちに、そういった気づきがおこる頻度が増えていって、Step③の課題がを自然とできるようになってくるといった感じでした。

なので、仕事などに関しても、ある日、「仕事に出たい、やるぞ」となるだけではありません。もしそうなってしまったら、おそらくその時は、躁鬱病かもしれません。

Step①と②を丁寧にやっているうちに、少しずつ日常生活が無理すごせるようになってきて、「仕事もできるかなあ」という気持ちが出てきます。でも、まだ自信はまったくありません。そうしているうちに、Step③も少しずつできるときが出てきます。そんな毎日の中で、日常生活にも問題がなくなってくると、「外に出てみようかな」となってくるといった感じです。
やるまでもくよくよ悩んだりしましたし、やってからも、本当に大丈夫かなと思ったし、調子に波も起こってっきます。

今だって、そういった日々の繰り返しですよ。

そんな感じでした書いてみましたが、的外れな答えだっったらごめんなさいね。
おだやかさんへの質問であったら、またそちらのブログの方でお願い致します。
ではでは。

Re: タイトルなし

春さん、すみません。Ko7です。
質問の中の①、②は、この日に書いたブログの中の①~④の段階ということでしたかね。
   ① 気分の落ち込みや体調が悪すぎて、日常生活もうまくおくれていない状態。
   ② 日常生活は、ほぼ問題なくなったが、まだ仕事など社会的生活は難しい状態。
   ③ 仕事など社会的生活はできるようになってきたが、まだ症状に波があり、時につらくなる状態。
   ④ 仕事や家庭生活、社会生活をおくれており、多少の体調の変化では問題ないという状態。いわゆる寛解状態。

  この段階のことですだったんですね。
 僕は、以前書いたブログ、「SIMTにおけるうつ病の回復過程 Step①~④」のことかと思ってしまいました。

 でも、基本的にはコメントの返事に書いておいた通りのことで大丈夫だと思います。
 よかったら、SIMTにおけるうつ病の回復過程 Step①のブログのほうも参考にしてくださいね。

 ではでは。

ko7さんへ

お名前を間違えてしまい、すみません(汗)ご丁寧なお返事、ありがとうございますm(__)mすごくわかりやすかったです!参考にさせていただきたいとおもいます(*^_^*)
そちらのブログも読ませていただこうと思いますm(_ _)m初めましてなのに親切にアドバイスしていただいて、本当にありがとうございます(*^_^*)
これまでの訪問者数
ブログランキング
ブログランキングに参加しております。応援していただける方は下記バナーをクリックお願い致します!
プロフィール

Ko7

Author:Ko7

訪問ありがとうございます。
 

鬱になって苦しんでいたときにマインドフルネスと出会いました。
自分の経験とマインドフルネスを実践する中での気づきなどを徒然なるままに書いていこうと思います。
私にとって先達者の方々のブログが参考になったように、このブログが同様に苦しんでいる方々に少しでも助けになればと願っています。

カテゴリ
カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
ブログ内の記事から探す
入力した語句が含まれる記事を探せます
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。