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こころと身体のつながり(心=身体であるということ)

 前々回の記事をもう少しひっぱるつもりでいたのですが、今日は予定を変更して、書いてみます。

 今日は、こころと身体のつながりということについて、ボディスキャンを通して自分が感じてることを書いてみたいと思います。

 このボディスキャンという方法は、過去にも記事にちょくちょく出てきている方法なのですが、以前、不眠対策のところで書いた、眠りに対する効果以外にも、洞察を深めて行く、マインドフルネスをさらに上達させていく上でも、すごく役に立っている気がするので、あらためて書いてみようと思います。

 ボディスキャンをしている間は、身体の感覚に意識をむけていきます。それを続けることで、自分の身体に対する感覚がより繊細に、より鋭くなっていく気がします。自分の身体のどこに力が入っているか、緊張している部位はどこか、重く感じているところはないか、どきどきしているのか、うずうずしているのか、それはどの部位か。
 そういったことをより敏感に感じられるようになっていきます。

 そうしているうちに、あることに気がついたんです。
 何か、嫌なことがあったり、嬉しいことがあったり、誰からの話をきいたり、テレビでみたりしたときに、意識の方が認識するのと同時に、いやむしろ、意識が認識するよりも早く、身体の部位が反応しているということに。
 肩がこっているというとか、腰が痛いとか慢性的に感じるものだけではなく、怒りという感情がわくと同時にというか、感情に気がつくよりも早いくらいの瞬間、お腹の中を熱い物が胸から顔にサッと動いたことに気がついたりしました。
 時に、自分で、なんかお腹あたりに重たい感じがあるなー、と感覚に気がついてから、「あー、少し気分が落ち込んでいるんだ」と感情に気がついたりすることもありました。

 こころが動いた時には、必ず身体に反応が出ています。
 このように書くと、心がまずあって、それに従うように身体反応(感覚出現)のように思いますが、おそらくそれは、同時です。身体=心なのだと思います。
 僕も以前は、「心」があり、「身体」があり、それが相互に影響をしあっているようなものだと理解していました。もちろん、「心」は見えないものなので、それを「ある」と定義すること自体、難しいのですが、なんとなくイメージとして、そう思っていました。

 でも、どうやら、自分の心の動きと、身体の反応や感覚を見つめていくと、心=身体なのです。つまり、自分が身体の一部だと思っている、その腕が、足が、お腹が、それ自体が心の一部なのです。脳があって、心が生じているわけではなく、この身体そのものが、こころを構成していると思います。

 そして、心=身体なのであればこそ、ボディスキャンで身体の隅々まで意識を動かし、丁寧に見つめていくことは、自分の心を丁寧に見つめていくことに他ならないからです。
 自分の身体の反応をより繊細にキャッチできるようになればなるほど、ちょっとした心の反応も繊細にキャッチできるようになります。そして、そういった心の反応があったところにこそ、自分の意識の奥にある「本音」だったり「価値基準」といったものが隠れています。自分があたりまえだと思っていて、根深く意識のそこに横たわっているものこそ、その反応はごくわずかです。だからこそ、その繊細な感覚こそが、それらを見つける手がかりになります。
 そうすることで、自分のマインドフルネスがより深くなっていっているように思います。

 だから、自分は鬱を治したいんだ、別に身体のことじゃなくて、心の問題をどうにかしたいんだと言う方も、ぜひ、ボディスキャンを取り入れてやってみてください。やり方は一つじゃありません。自分の身体の感覚を丁寧に隅々まで順番に意識を移動させていくこと、それを習慣的に繰り返していくこと、きっと、そこから得るものがあるんじゃないかと思います。

 僕が調子を崩した時、きっかけは、身体症状でした。不眠、偏頭痛、発熱、下痢、様々な症状が代わる代わるにやってきて、すっかりグロッキーになってしまいました。当時は、わけがわからず、「なんで、僕の身体はこんなに弱いんだ。こういう症状がなければ、もっと頑張れるのに!」とそう思い、身体症状がなければ、気分も落ち込むことはないと思っていました。
 でも、実は、その症状そのものが、僕の心の叫びだったんですね。必死に僕自身が、叫んでいたんだと思います。
 今でも、自分の意識が疲れたとか、調子悪いとか、察知する前に、身体が僕の方に教えてくれます。
 そして、ちょっとした胃の重さとか、肩の張りとか、そういった反応をキャッチできると、早めに少しペースを落として休むようにするなど対処をできて、自分自身をマネージメントしていく重要な情報になっています。
 身体は本当に正直です。ストレートに表現してくるので、僕の意識が勝手に作り出している理想や想像とは関係なく、今、ここでの状態を表現してくれます。
 だからこそ、自分自身を知るのに大変役に立ちます。
 そのセンサーを鍛えてくれるのに、ボディスキャンはすごく役に立っているなと感じます。

 これはあくまで僕自身の傾向ですが、鬱になるまで頑張ってしまう方は多くの方が同じような傾向を持っているのではないでしょうか。よかったら参考にしてみてください。

 ではでは、今日はこの辺で。


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Author:Ko7

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鬱になって苦しんでいたときにマインドフルネスと出会いました。
自分の経験とマインドフルネスを実践する中での気づきなどを徒然なるままに書いていこうと思います。
私にとって先達者の方々のブログが参考になったように、このブログが同様に苦しんでいる方々に少しでも助けになればと願っています。

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