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瞑想をするときの姿勢についての考察

今日は、瞑想中の姿勢についての考察をしてみようと思います。

というのも、先日、姿勢についての質問を頂いたからです。それをきっかけに、実践の中で自分なりに考えた事を書いてみようと思います。あくまで私の一意見ですが。。。。

 まず、大田先生のこの本からの抜粋です。



 セッション1の洞察実践1の「ゆっくり呼吸法」のところですが、姿勢などについては、以下のような記述があります。
「眼をあけたままで行ないます。・・・・・・・・・目の前の壁、障子などを見ながら、呼吸法を行ないます。視線は、前方、やや下に向けます。周囲に音がしても、それを聞きながら行ないます。おしりの下に座布団などを敷くと楽です。椅子に椅子に座って行ってもいいでしょう。背筋をまっすぐにして、猫背にならないように注意します。」

 おそらく、これが基本的な姿勢になると思います。
 座禅などでは、姿勢を厳しく言われるところもあるようですが、それに比べると、「眼はあいていた方がいいよ。視線は少し下くらいがいいよ。椅子に座っても、座布団使っててもいいよ。背筋は伸ばした方がいいよ」といったくらいです。

 おそらく、ここからは本当に僕の推測になりますが、これは、「こういう姿勢でなければならない!」と言ったものではなく、大田先生が、自分の実践を通してSIMTを作り上げている中で、「最初はこんな感じでやった方が、洞察が深まりやすいよ、長時間やりやすいよ」と、経験の中で実感されたことを私たちに勧めてくださってるんじゃないかなと思います。
 ご本人に聞いたわけではないので、あくまで推測です。

 というのも、僕自身もやっぱり続けて行く中で、こういう方が、瞑想をやっていくのにやりやすいんじゃないかなーと実感しているからです。だから、ぶっちゃけ、眼をつぶってやるほうがやりやすい人は、それでもいいと思います。ソファーに深く腰掛けて、猫背でやるほうがやりやすいなら、それでもいいかもしれません。

 ただ、私の経験上、眼を閉じてやっている時は、意識が思考に流れやすく、またそれに気がつきにくい印象があります。また、あまりゆったりした姿勢でやりすぎると、眠くなりやすいといったこともあります。そういった点を踏まえていくと、やっぱり、眼をあけて、ある程度、椅子に腰掛けたりして、楽な姿勢ではあるけど、背は持たれず、背筋を伸ばしてるくらいでやる方が、気持ちが集中しやすいなという感じがします。

 とはいえ、仕事に行くときに電車の中でやるときは、眼をあけて1点を見つめているのも、他人から見ると変に見えそうなので、眼を閉じてやっています。背もたれにも寄りかかっています。なので、時と場合で、使いわけている感じです。

 こういったように書いていくと、では、本人が良ければ何でもいいのかという話しになりますが、究極的に言うとそうかもしれません。大切なのは、自分で色々試してみて実感として、どう感じて行くのかということだと思います。

 ただ、はじめからどういう姿勢でもいいという事になると、初めての方はどうしていいか分からないと思うので、一つの指診として、大田先生が書かれたような指診があるのかなと思います。

 ここまでは、3段階のステップに分けて考えることができます。

 ① まず、言われた指診通りに、「眼をあけて、姿勢を正して、背筋を伸ばしてやる方法」を、その通りにやってみる。
   そして、瞑想の習慣を作っていく。 (目安:だいたい1~2ヶ月くらい)
 ② 言われた通りの方法でやっていると、いろいろと疑問点が沸いてくる段階。(数ヶ月くらい)
   「この方法でやってると、背筋がいたくなるなー」とか、「こうした方が、もっと楽にできるかなあ」とか、続けている内に、いろいろな疑問や案が浮かんでくる段階です。

 ③ いろいろな試行錯誤を経て、自分の特徴ややりやすさが分かってくる段階。(さらに数ヶ月くらいでしょうか)
   ここで、試行錯誤するときにも、最初の型を崩しすぎない方が良いと思います。崩しすぎると、わけがわからなくなるので。
   9割維持しながら、1割程度、動かしてみて、その結果、どのような変化があるが、味わってみるといった感じ。
   例えば、いつもの姿勢を維持しながら、眼だけ閉じて瞑想をしてみて、どんな変化があるか、とか、
        いつものやり方をしながら、背筋の力をちょっとだけゆるめてみるとか。

   そして、③まできて、新に自分なりのやり方を見つけ出してみると、それを基に、また①にもどる感じです。
   その型を続けて行くと、また疑問点や、アイデアが浮かんできて、試行錯誤、、、、と続いて行きます。

   ここで、注意をしなくちゃならない点は、あくまで誰にも共通のこれしかないという正解はないということです。
   一つのやり方に固執せず、状況や状態はいつも変化しているので、その中で、一回、一回の瞑想を良く味わい、自分の特徴を見つけ出して行くことが大切かなと思います。あくまで自分の中でのことで、それを他人に押しつけてるのは、マインドフルネス的には、ちょっと違うのかなと思います。

 前回のコメントいただいた方は、背筋を伸ばすと肩に無駄な力が入っている気がするとのことでした。
 あくまで推測ですが、①から、②の段階に入ってきていらっしゃるのかなーと感じました。
 背筋を伸ばすと言っても、ピンっとしっかりのばすところから、背筋を伸ばしているつもりくらいの軽いものまで色々あると思います。 また、肩に力が入っているというのも、必要だから入っているのか、不必要に入っているのか、「無駄だ」と判断する時には、どのような思考が走っているのか、いろいろ洞察のチャンスがあるように思います。これからじっくり時間をかけて、ご自身の瞑想、身体、心を洞察されていくと、きっと深い、味わいのある経験が積み重なっていくことでしょう。

 この身体の観察について、僕自身が取り入れていることがあります。
 それは、セッション2の洞察を深める実践4-2 注意の移動  という訓練の一つでもあり、カバットジンさんの本や、そのほかのマインフルネスの本にも訓練方法として載っているものですが、「ボディスキャン」という方法です。

 これは、呼吸の観察だけに慣れてきてしまい、呼吸の観察をして数を数えながら思考をするようになってきてしまった頃から自分なりに取り入れている方法ですが、頭の先から、細いビームのような物でてらわれて、スキャンされていくように、頭のてっぺんから、身体の前面を通って、右足、左脚、背中、右腕、左腕、と意識を感覚に集中させながらゆっくりと移動させていき、頭に戻る、という意識の集中を、呼吸法をやりながらやっています。やりながら、思考などに意識がずれると、すぐに気がついて、またボディスキャンを続けるといった感じです。これを続けてやっているうちに、自分の身体に対する感覚は、すごく磨かれてきているように感じます。もちろん、それがマインドフルネスの目的ではありませんが、身体に対する感覚が磨かれてくることで、思考や感情に連動して起こる、筋肉の緊張とかにより敏感に気がつけるようになったように思います。
 瞑想や、注意作用の訓練の一つの方法として、参考にしていただけたらと思います。

 今日は、瞑想するときの姿勢について、自分なりに感じた事をまとめてみました。コメントをいただけたことで、自分の経験をまとめてみるよいきっかけになりました。ありがとうございます。

 本当に個人的な意見というか、体験の話ですが、ご覧になった方に少しでも参考になることがあれが、うれしいです。

 では、子供たちが夏休みになり、いろいろとイレギュラーな予定で、なかなかブログに向き合う時間がないですが、またすこしずつ書き進めていこうと思います。
 
 最後までおつきあいありがとうございました。今日はこの辺で。

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Author:Ko7

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鬱になって苦しんでいたときにマインドフルネスと出会いました。
自分の経験とマインドフルネスを実践する中での気づきなどを徒然なるままに書いていこうと思います。
私にとって先達者の方々のブログが参考になったように、このブログが同様に苦しんでいる方々に少しでも助けになればと願っています。

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