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自己洞察瞑想療法の講習会なども始めました! → マインドフルネス@つくば

最近、はまっていること(食事中の観察)

 最近、マインドフルネスについて取り組んでいたことで、思わぬ発見があったので書いてみようと思います。

 何を取り組んでいたかというと、「食事中の傾注観察法」ということです。
 なぜこれに取り組もうと思ったかというと、きっかけは、日中、活動時の洞察の機会を増やしたいなと考えたからでした。
 静的洞察、つまり座っての瞑想はほぼ毎日、どこかで時間をとって続けていたのですが、この洞察を日中にもっと持ち込んで、日中の生活の中での気づきを増やしていきたいと最近考えていました。なぜなら、日中の生活の中でこそ、自分のさまざまな本音や隠れた判断基準が見えてきて、より自分というものを深く理解できるようになるからです。
 でも、日中の活動時の洞察って難しくて、何かやっているときは、ついついそれに夢中になっていたりして、自分の中の洞察モードのスイッチが切れていることが多いからです。一息ついたときに、「そうだ、洞察をしよう」と思い出したりするんですが、何か活動をしている最中にそのモードをオンにしておくってなかなか難しいんです。もちろん、静的洞察を習慣として続けていくと、自分の中に洞察モードの意識が少しずつ根付いてきていて、SIMTをやり始める前と比べたら、かなり日中にも洞察の機会を入れられるようになったのですが、自分としては、さらに長い時間、どんな時でもそのモードをオンにしておくために、どのようにしていったらと考えていたところだったのです。
 でも、以前に「習慣にすること」のところでも書いたのですが、「洞察は、やれるときにやるぞ!」では、いつまでたってもできるようにならない、習慣にならないんですね。習慣にするためには、「決まった時に、わすれずに、ただやること、そしてそれをただただ続けること」なんですね。
 そこで、「毎日かならずやっていて、瞑想をやるときの呼吸のように、一つのことに意識を向けやすいこと」という観点で考えていったときに、「3度の飯があるじゃないか」という考えに至ったわけです。もちろん、お風呂でも、歯磨きでも、排便などでも良かったのですが、今回は食事に注目してやってみることとしました。

 そうしたところ、とても得るものがありました。それもいくつも学ぶことがありました。

 やり方としては、ごく単純で、食事の時、ただ、今、食べているもの、そして食べているということに意識を向け、それ以外のことに思考や注意が流れてしまったら、また食事に意識を戻す、という、ただこれだけのことです。
 瞑想中に、呼吸に意識を向け、それ以外に意識がそれたらすぐに呼吸に意識を戻すということを繰り返すのとまったく同じです。
 これを、どの食事でもできるだけやるようにしていきます。
 いうなれば、マインドフルネスに食事をするわけですね。
 
 私自身、もともと「ながら食い」をよくしてしまうほうでした。一人で食べているときはほぼ100%、テレビをみたり、新聞読んだり、行儀が悪いとは思いながらも、「ながら食い」をしてしまうたちでした。
 このマインドフルネスな食事を始めてみると、「ながら食い」はもちろんできませんが、普段、家族とする食事や「ながら食い」をしないときでも、どれだけ自分の意識が食事から離れていたのかということを、思い知らされました。正直、驚きました。これほど、食事に意識がいってなかったとは。
 これは、瞑想を始めた頃、「どれだけ自分が何も考えないつもりでも、こんなに連綿と思考を無意識に続けてしまとは!」と、気づいて驚いたときにすごく似ています。

 今、あるものを食べているのに、意識はすでに次に食べるものを考えていたり、手がすでに次に食べるものに動いていたり。
 さらには、まったく食事と関係のない、仕事のこと、テレビのこと、さっきまでやっていたことなどなど、食事のたった10~20分程度の時間に、ほとんど自分の食事・食べているものに意識が言っていないことに気が付きました。

 もちろん、家族と食事をしているときに、100%、意識を向け続けることはできません。会話をするときもありますし。
 でも、会話以外の時に、気が付いたらできるだけ、食べているものに意識を向け、しっかり味わうことをしていきました。

 そうするとですね、上記のことに気が付いたほかに、思わぬ副次効果があったんです。
 ひとつは、食事に対する満足感がまったく変わってきたという事です。
 というより、1回の食事というものに、これほどの充実感があったことに、今までまったく気が付いてなかったという方がいいかもしれません。
 私は太っているというわけではないのですが、特に夕食後に、ついつい、甘いものをつまんでしまう癖があり、自分では治したいなーと思ってました。デザートを食べるくらいならいいんですが、夕食後30分から1時間くらいすると、なんだか甘いものを食べたいような気分になり、口淋しくてどうしても食べてしまうんですよね。夕食をしっかりと満腹に食べていたとしてもです。
 夕食で満腹なので、その甘いものをつまむと、どうしても食べすぎた感になり、かならず軽い後悔があることが多かったので、できるならやめたいなーと思いつつ、どうしても口淋しくてたべてしまうということが続いていました。
 マインドフルネス的に観察し、しばらくその欲求を我慢しても、我慢だとどうしてもそのあと、イライラしたり、我慢しているというストレスを感じたりして、ある日、バクバクっと食べてしまうということがありました。

 ところが、このマインドフルネス食事法(となずけてみました)を始めてから、不思議と、夕食後の「甘いものが食べたい!」という、欲求自体が、以前、比べ少なくなってきていることに気が付いたのです。もちろん、まったくなくなったわけではなく、食べたくなる日もあります。でも、その口寂しい感じが起こる強さや頻度が大幅に低下しました。
 自分としては、まったく無理をしてないので、甘い物を食べなくても全くストレスがありません。食べたいという気持ちが起こってこないのです。
 僕が思うに、今までの自分は、夕食を食べていても、意識が食べ物自体に向かっていない時間が多かったので、お腹の満腹具合で満足はしても、意識というか心というか、内面は満足をしていなかったんだと思います。だから、満腹に食べた後にもかかわらず、また何か食べたいという気持ちが残っていたのではないかと。それが、食事自体に丁寧に意識を向けることで、心も身体も同時に満たされ、結果、食後は満足してそれ以上食べたいという気持ちがわきにくくなったのではないかと思いました。

 同時に、そこまで満腹に食べなくても、満足という充実感が味わえるようになったので、食べ過ぎでお腹を壊すということも少なくなったように思います。元々お腹が強い方ではないのですが、ついつい食べ過ぎてお腹を下すということが良くあったのですが、それがなくなってきました。

 ただ、食べるときに食べているものに意識を向けるというだけで、こんなに食事に対する印象や充実感が変わるとは思ってもいませんでした。

 確かに、マインドフルに今食べているものに意識を向けていけば、食べ物を噛む回数も増えると思い増すし、食べる時間もゆっくりになるので、満腹感が少ない量で得られるのは当たり前かもしれません。
 ただ、ここで、僕自身がやっていたのは、「今、食べているものに意識を向けてあげる」ということだけです。
 別に、意識的に、噛む回数を増やそうとか、ゆっくりたべなくちゃいけないとやっていたわけではなく、ただ、今食べているものに意識を向けておこうとしただけです。
 そうすることで、自然に副次的に噛む回数が増えていたり、食べるのがゆっくりになっているということなんですね。

 今回の経験で、おそらくこの方法は、ダイエットに向くんじゃないかと思いました。
 別に、食べるのを我慢するとか、こうしなくちゃならないというものではなく、ただ、食べているものに意識を向けて、それ以外の事を考えたり、注意がそれたりしたら、また元に戻す。この過程を繰り返していくことで、おそらく自然にダイエットが成功するんじゃないかと思います。
 1点だけ、ついつい食事を使用としたときに、テレビをつけようとしたり、新聞を読もうとしたりする点だけ、我慢する必要がありますが、ぜひ、どなたか、このマインドフルネスダイエット法を試してみて、結果をご報告いただけたらrと思います。

 食事の時間が充実したことで、体調もよくなっているように思います。

 さらに、他の事にも適応していくことで、自分が普段何気なくしていることに意識を向けてあげることで、どれだけ目の前のことから違う事を考えていたのかということに気がつきました。歯磨き、仕事、入浴などなど。。
 そうやって、日常の事に丁寧に意識を向けていくと、1日の充実度があがってきます。そして、将来や先々への不安が少なくなってきているように思うのです。食事に意識を注ぐと、それで十分満足をして食べたいという気持ちがそれ以上わいてこないように、その日の一日の変哲もないことたちを、丁寧に意識を向けて生活すると、1日を終える頃には、その日ができることはやったなというか、1日を過ごした満足があり、もっとこうだったらとか、こうすればよかったとか、こうでありたいという欲求が少なくなってきているように思うからです。
 ついつい我々は、こうだったらもっと幸せになれるとか、ああなったらどうしようとか、死ぬまでにこれとコレとこれはしないと絶対後悔するとか、いろいろ考えてしまいがちですよね。でも、後悔のない最後というのは、決して何かがあれば、とか、何かを達成すれば起こる物ではなく、今という時間に意識をそそぎ、この瞬間を悔いなく過ごせていれば、たとえどんな日に命が終わろうとも、充実した人生だったと実感しながら終えられるんじゃないかと、そんな事さえ考えています。

 まだまだマインドフルネスの入り口にたったばかりですが、これからも、マインドフルネスを通して、自分を磨き、学びを続けていきたいと考えています。

 ぜひ、マインドフルネスダイエットを含め、トライされた方がいましたら、感想をご報告ください。

 ではでは、今日はこの辺で。


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Author:Ko7

訪問ありがとうございます。
 

鬱になって苦しんでいたときにマインドフルネスと出会いました。
自分の経験とマインドフルネスを実践する中での気づきなどを徒然なるままに書いていこうと思います。
私にとって先達者の方々のブログが参考になったように、このブログが同様に苦しんでいる方々に少しでも助けになればと願っています。

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