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観察のポイント

 前々回、マインドフルネスを続けていると、自分の中に「観察者としての自分」というのが育ってくるという話を書いてみました。

 今日は、ではどのようなポイントに注意して観察をしていくと良いかということについて書いてみたいと思います。

 もしかして、以前も同じような内容を書いているかもしれません。
 ブログを始めて、いつのまにか1年半ほどがすぎてしまいました。
 
 自分で過去の記事を常に読み返しているわけではないので、だぶった内容がでてくることもあるかもしれませんが、繰り返しでてくる内容は、きっと僕の中で重要なことだと認識されている内容なんだと思います。
 そう思って気楽におつきあいください。

 さて、マインドフルネスの練習を続けていくとき、やはり基本は座ってやる静的洞察といったものです。そして、そのような自分の中に起こってくる現象を生活の中でも行なうのが動的洞察といったものです。
 
 自分の中で生じるものというのは、思考にしろ感情にしろいろいろあるのですが、ある程度のカテゴリーわけができると思うので、それでわけてとらえていくと良いと思います。
 
 セッション2でやる心理現象に名前をつけるというところで学ぶことですね。

 でも、心理現象だけでなく、生じてくる名前をつけるのもあんまり複雑だと大変なので、カテゴリーをあまりたくさんは持たない方が良いと思います。自分なりの分類でいいですが、ある程度ざっくばらんにまとめられれば良いと思います。

 僕の場合は、「思考」「感情・気分」「身体感覚」「行動」の四つくらいでした。
 過去の事を思い出しているときは「想起」と分類されたりしますが、いちいち分けるのも面倒ですし、思考をしているときにいつのまにか思い出に入っていることも多々あり、くっきりわけられないので、自分の頭の中で言語で考えているものはすべて「思考」にいれます。そして、映像を思い出していたら、「身体感覚」の中の視覚を使っていたなと分類してました。
 だから「想起」は僕の場合は、「思考」と「身体感覚」が働いていたなと分類するわけです。

 なんでこういった単純化していったなかでこの4つが残ったかというと、この4つのポイントで観察していくのが、いろいろと日常の洞察をしていく中で都合がよかったからです。

 特に最初の3つ、「思考」「感情・気分」「身体感覚」は同じタイミングで生じてくる事が多いように思います。
 その結果、ある「行動」というアウトプットに結びつくことが多いです。

 ちなみに、鬱の方には、心理的にも身体的にも様々な症状があると思いますが、それらもすべてこの分類で放り込んでました。
 ネガティブな考えをしてしまうときは、その考えは「思考」
 ネガティブな感情や気分は「感情・気分」
 その時に起こっている身体の反応、たとえばふるえや寒気、だるさなどはすべて「身体感覚」に放り込んでいきます。

 これらは、特に、活動中、生活の中で洞察をするときに役に立つと思います。
 座ってやる静的洞察は、洞察のための時間をとってやるので、この洞察自体そんなに大変ではないのですが、活動中の洞察って、なかなか難しいんですよね。僕も、特に始めの頃は洞察の回数が増えずにこまりました。
 以前も書いたのですが、それを増やす方法としては、時間を決めて、「時計をみたら今、その瞬間におっこっていたことを確認してみる」とかルールを決めたり、傾注観察法、短時間呼吸法を生活の中で繰り返しやってみるというコツがあります。

 さらに、この4つの観察ポイントが日常生活の中で洞察を増やし、気づきを増やしていけるポイントになるように思います。

  特に、「感情」が動いた時に、注意することです。

  SIMTの本でも、セッション3で、一次感情、二次感情、三次感情を区別し、確認する課題があるのですが、なぜ、日常生活の洞察、観察において、感情の観察が最初にでてくるのかと疑問に思ったりしていたのですが、実践を続けているうちに、ここにも深い意味があると思うようになりました。

 なぜなら、多くの場合、「感情」が大きく動いた時には、かならずそこに「思考」や「身体感覚の変化」が存在し、その裏には、「本音」、つまり僕がブログ中で過去にも書いた「自分なりの(時に偏った)価値観、評価基準」というものが存在しているからです。
 そして、その「本音」というものが浮かび上がってくると、いろいろな気づきのきっかけになり、生き方を見直すチャンスになるからです。

 だから、自分の中で、すごく怒ったとか、悲しくなった、とか、何か感情の変化があったときは、その「感情」に気づき名前をつけるだけじゃなく、その「感情」が動いた時に、一瞬でも何か「思考」が浮かばなかったか、そして、その感情をどのような「身体感覚」で感じているか、身体のどこでどのように感じているか、ということを少しの時間で良いから確認するといいと思います。

 ここで中止しなければならないのが、以前から繰り返し書いているのですが、あくまで今起こっている事の確認なので、無理に探しに行かないということです。無理に「こんなこと考えてたんじゃないか」とか「こんな感覚があるのではないか」と探そうとすると、ついつい自分で頭で考えて作り出してしまおうとします。
 あくまで、その瞬間、自分の中で本当に起こっていたことだけを確認してください。
 もし、一瞬考えて、よくわからなければ、それでも良いです。でも、一瞬でも、「思考」がなかったか、「身体感覚」がなかったかを意識するのが大切です。
 実は、感情が動いたときには、かならずどちらもあるはずだと思うんですが、なかなか自分の感覚を捕まえる練習や、思考を捕まえる練習をしていないと、普段、無意識に行なわれていることなので、すぐにはわからないんですよね。

 その捕まえるトレーニングになるのが、静的洞察の中での、洞察練習です。「思考」に流れていることに気づき、すぐ呼吸に意識を戻す練習をしたり、ボディスキャンで、身体の感覚に注意深く意識をむけてみたり。

 こういう練習をしっかりつかんでいくと、日中の洞察で感情が動いたときに、自分の中に思わぬ「思考」や本音が見つかったりします。

 そして、自分の感覚に鋭敏になって、「感情」とそれに伴う「身体感覚」がつかめるようになってくると、身体のほうが、自分に「怒っている」とか、「悲しいんだ」とか、「やりたくない」とかいうことを、自分の意識に教えてくれるようになってきます。

 そして、そうやって自分の無意識のレベルの情報と仲良くなっていくと、自分を生かすこと、自分の体調や気分の波と上手に生きて行くことが可能になってくるように思うのです。

 僕もまだまだ日々練習ですが、洞察のポイントは、「思考」「感情・気分」「身体反応」そして「行動」。
 これらを一つの情報のまとまりとして、セットで確認していくと色々見えてくるものがあるのではないかと思います。

 あくまで僕のやり方ですが、一つの参考にしてみてください。

 さてさて、3月ももう終わりですね。本当に時が過ぎるのは早いです。
 今月は、更新も2回しかできませんでした。
 
 今後もマイペースに続けていくつもりなので、よかったらおつきあいください。

 ではでは。
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Author:Ko7

訪問ありがとうございます。
 

鬱になって苦しんでいたときにマインドフルネスと出会いました。
自分の経験とマインドフルネスを実践する中での気づきなどを徒然なるままに書いていこうと思います。
私にとって先達者の方々のブログが参考になったように、このブログが同様に苦しんでいる方々に少しでも助けになればと願っています。

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