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マインドフルネスはなぜにすごいか。自分なりの解釈②

  すっかり時間がたってしまいました。
  構想はあるものの、長編を書いている途中だと、ついつい長くなるぞという気合だけが空回りして、ついついまず書き始めることができなくなってしまいます。まずは、書くこと。
 これをモットーに今日も書いてみたいと思います。乱文にて読みにくいところもあると思いますが、おつきあいください。

 さて、前回は人が世界をどう認識しているか、そして、その過程でどれほど個々により違いが生まれ、実際の世界と我々一人一人が自分の中に作り出している世界が違うかということについて書いてみました。

 では、そのような状態において、マインドフルネスがどのように作用し、なぜ私がすごいと思うのかという点について書いてみたいと思います。

 前回、最後の方で、我々一人一人がカプセルに入っているようなものだと書きました。そのカプセルには、外界を知るためのセンサー(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)がついてはいますが、その情報は、中央のコンピューターで処理をされ、意識というディスプレイに、処理の結果として再構成されたものが表示されます。
 このディスプレイに表示される段階では、自分にとって「快か、不快か」という観点で判別がされており、「快」であれば、よりそれを長く続かせるように、繰り返し起こるように反応し(執着)、「不快」であれば、そこから逃れるように、続かないように、嫌悪や拒否の反応をするようになっています。そして、各種センサーに探知されていても、この処理の段階で「快」にも「不快」にも属さないものは、ディスプレイ上にも映し出されることなく処理さえてしまいます(無視、無関心ということ、多くはここに属する)。
 
 我々は、この状態にあることを知らずに、ディスプレイ上に表示された結果のみを、この世界の真実の姿だと思って、日々を生きています。
 しかし、このカプセルにいる限り、外の世界を本当にしることはできません。
 しかし、同時に、自らこのカプセルから出ることもかないません。これは、どうしようもない事実です。
 我々は、真の世界というものを認識することはできないのです。

 でも、ここにマインドフルネスの力が発揮するポイントがあります。

 確かに、センサーは限られており、自動で処理された結果しか、我々は認識することはできません。
 でも、このような過程が自分の中で起こっているんだということがわかっていれば、それを観察していくことができます。

 たとえば、自分は北にある目的地に向かいたいとします。
 しかし、センサーから得られた情報が、処理され、ディスプレイに「正解 こちらは北です」と表示された方向に行くと、どうしても迷ってしまうとします。
 でも、ある時、ディスプレイ上に「まちがい こちらは南」と表示されていたり、表示されることもなく自動で処理モードになっていた時に、目的地に着いたとします。
 どうやら、自分の処理プログラムに間違いがあるのか、それともセンサーが誤作動している可能性に気がつきます。
 正確には、センサーはある数値をしてしているのみで、それが誤っているのか、正しいのかは、その数値自体にはありません。
 処理の結果ディスプレイに判定されるものは気にせず、ただ、センサーの情報だけを意識しながら進むことを続けていると、センサーが「北」と表示せず、そこから30度ほど西にずれている表示で動くと、どうやら北の目的地に着けることがわかるようになります。

 そうすると、たとえ自分の中のセンサー自体に変化はなくても、その特徴をつかむことで、北に向かうことが可能になるのです。
 最初は処理プログラムにでてくる表示はかわらないかもしれません。そのプログラム自体は自動で動いているので、それをすぐに修正することはできません。 でも、ディスプレイの表示に左右されず、そのままにして、自分のセンサーとその特徴をつかんでいくことで、いままでの自分とはかわらずに、より効果的な選択をしていくことができるのです。
 それを続けていくと、プログラムも徐々に修正され、うまくいった場合を正解として表示してくれるようになってきます。

 もし、自分の中のこの過程に気が付くことなく、ディスプレイの表示のみを頼りに、うまくいかないことを繰り返していたらどうでしょう。 このセンサーは間違ってる!、このカプセルは使えない!と、怒ってしまうかもしれません。でも、カプセルから降りることはできず、自分自身を否定することにつながってしまいます。

 マインドフルネスとは、まさに、このように、「自分の中の処理後のディスプレイ表示=自らの認識」をそのままにして、ちょっと横に置いて、みずからのセンサー(感覚)に今・ここに起こっていることを、ただ観察していき、そこにあらたな選択肢が生まれていく過程です。
 
 世界を真実のまま知ることは不可能です。

 でも、自分のセンサーとプログラムの特徴を観察していくことで、より世界を、忠実に把握し、その中でより多くの選択肢を見つけ出していくことができるのです。つまり、たとえ限界のあるカプセルの中にいようとも、世界の中でより自由に動いていけるということなのです。

 我々は、仕事をするにも、趣味を楽しむのにも、人とつきあうのにも、運動をするにも、このカプセルの中で、これらの処理を経て行動しています。
 つまり、自分というカプセル、自分というフィルターを通して、世界を観ているわけです。

 なので、この自分というカプセルの特徴をしり、それをよりうまく使えるということは、この世の中で生きる上でのあらゆるパフォーマンスに通じることなのです。

 自分というカプセルの中で変換された処理結果のみを真実だと信じて、自分はなんてポンコツなんだと自己否定をつづけるのと、

 自分というカプセルをよく知り、たとえ限界や特徴があろうとも、その特徴をうまく役立て、付き合って自由に生きていくのと、

 どちらが、より世界を楽しんでいるでしょうか。
 
 答えは明白だと思います。

  マインドフルネスで、一度、評価を脇に置いて、今、ここの感覚を意識する(判断中止と徹底受容)というのは、まさに、この過程を行い、自分自身を深く知っていくことで、本当の知恵をつけていこうと言う過程です。

  自分自身を知るということが、より深く世界をしるということに、世界の真実に近づいていく唯一の手段なのです。

 そして、それには、大金も、特別な能力も、特別な環境もいりません。
 ただ、ただ坐って瞑想し、そして自分の日々の生活の中で、自分を洞察していくと言う、ただそれだけなのです。

 これってすごいと思いませんか?
 世界をしる方法が、こんな単純なことで可能になっていくなんて。そしてそれが最短の道であるというとは。

 僕は、これに気が付いた時、驚きと共に感動しました。
 そして、マインドフルネスをどういう形にしろ続けようと思いました。

僕自身、子供の頃から、すごく怖がりで自信のない自分に気がついていました。どうしたら強くなれるのか、ずっとずっと考えてきました。何を学んだらもっと自信が持てるのか、何を身に付けたらもっと強い自分になれるのか、ずっと考えてきて、そしてできるだけ苦しいことにも取り組んできました。他人を気にする自分、恐がりな自分、自分の中の弱さがなくなってくれ!と、苦しくても一生懸命頑張ることで、それを乗り越えれば強くなれるんだと信じて頑張ってきて、それでも自分の中の弱さはなくならずに、むしろ怖くてしょうがないことが増えていきました。それでも頑張っていたら、、、、気づいたら、鬱になっていました。
 強さを身に付けるため、その苦しさから自由になるためにはどうしたらいいかもう分からなくなって、こんな自分はまったく価値がないと思ったりもしたけど。。。

 だけど、変わる必要なんてなかったんです。強くなるための何かを身に付ける必要なんてなかったんです。そとをいくら探しても、強くなるための方法なんて見つからないんです。
 ただ、静かに瞑想し、自分を観察し、見つめていくだけで良かったんです。

  今も、自分の中の弱さやもろさはまったく変わっていませんが、それでも、マインドフルネスを通して、自分は以前よりちょびっと強くなれている気がします。

  これが僕が感じている、マインドフルネスの凄さです。
  思い違いもあるかもしれませんが、これが、今の時点での僕の考えです。

  またブログを書いていく中で、僕の考え方の変化もわかっていくと思います。
 その変化もまた意味のあることなのかなと思っています。

 では、おつきあいありがとうございます。
 次回は、もう少し、この内容につきひっぱてみたいと思います。

 ではでは。


 
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プロフィール

Ko7

Author:Ko7

訪問ありがとうございます。
 

鬱になって苦しんでいたときにマインドフルネスと出会いました。
自分の経験とマインドフルネスを実践する中での気づきなどを徒然なるままに書いていこうと思います。
私にとって先達者の方々のブログが参考になったように、このブログが同様に苦しんでいる方々に少しでも助けになればと願っています。

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